鎌田の『少女』について。 #AKB49
こんにちは
|・ω・*)<あっち?こっち?どっち?なっきぃ!
方向音痴でも思いはまっすぐ
なっきぃこと鎌田菜月です
珍しくタイトル通りのブログ内容ですよ〜
私は今回AKB49で『少女役・アンサンブル』として出演させていただけました
初め49への出演と配役が発表された時は、本当に不安と驚きばかりでした
そこに少しの嬉しさ
未知の世界である舞台や演技ついての不安はもちろん、配役に関してはミスじゃないかとすら思えました笑
何てったって、今年20歳になる・よく『大人だね・冷めてるね笑』と言われる人間が少女です
周りのみんなもザワザワしていたのを覚えています笑
いざ稽古だ!
そうなった時、みんなの稽古を見て学べることはたくさんあっても、自分となるとやっぱり全然違いました
本当に分からないし、出来ないし、まず努力の仕方が分かりません
最初はネタに走ろうと思い、本番とは全然違う路線で何パターンもやっていたんです
でも、やっぱり違うなぁ
そうやって演出家の茅野さんに首を捻られてしまって笑
結果本番のような『清純な女の子』路線へとなりました
『すっごく無垢で清純で、純粋にAKBが好きで好きでたまらない女の子』
こうやってイメージを文字に起こすと、すごくシンプル
私にはないものをたくさん持っている女の子
私が知らぬ間に落としてきちゃったものをたくさん持っている女の子
自分で言うのも残念ですが、重なるところが何処にもない女の子なんです
今までの少女役はキャラが濃くて、笑いが起こる登場人物で印象に残っています
私もそれに習い初っ端からネタに走る気満々で、もうどうとでもなれと腹をくくっていったら真逆で…
ここからがとにかく辛かったです
真逆だからこそ、演じるしかない
そう思ってやるとそれが透けて見えちゃうのかな
『おじさんを泣き落としで騙して、チケットを初めからもらう作戦を立てていた。そんなズルい女の子に見える』
そう言われてしまいまして(-ω-;)笑
今でこそ笑えますが、もうコレが抜けなくて抜けなくて
開演の日を楽しみに待っていてくれるお客さんがいて、今までの稽古期間に悩みながらも作品を形作ってきた仲間と、たくさんのスタッフさん
その大切な作品を自分がぶち壊すんじゃないかと思うと、申し訳なくて消えたくなりました
消えたって何にも解決しないので、頑張るしかないのも分かっているのに、どうすればいいか分からないから余計に悩む
そしてとにかく時間もない
そんな中で本当にたくさんメンバーに指導してもらい、慰めてもらいました
もうあの時はそれすら申し訳ないとしか思えなくて、まともにお返事もできず…
すみません( ; ; )
茅野さんや、日野さん、スタッフさん、アンダーの方々、メンバーさん
マンツーマンで稽古してくださったり、真剣に一緒に模索してくださった方々がいて、あの『少女』となりました
皆さんの目にはどう映りましたか?
私が先ほど書いた少女のイメージ
あれ以外にも、たくさんの細かい物語があります
でもそれは内緒(●∨ω∨●)
舞台を通して、少しでも皆さんに透けて見えていれば嬉しいです
何回も何回も舞台の袖で1人描いた物語は、ずっと忘れられない宝物です
思い出すと苦しいけれど、幸せです
いつも鎌田はついネタに走ってしまうけれどね
『お前はそっちじゃない』
ネタじゃなくて、ちゃんと勝負しろ
勝負できるから
そう言ってもらえたのが嬉しくもあり、グサッときたなぁ
シンプルって難しい
お芝居は下手だし、苦しいし難しかったです
正解もなくて、今もフラフラです
でも、またやりたいな
そう思えた、思わせてもらえた素敵な環境でした
あの時はうまく言えなかった『ありがとう』をどこかでお返し出来ますように
ふぁお(*・ω・*)♪