2018.04.15 19:19
☆がんばるばい熊本☆
*4月15日 日よう日 くもり*
熊本出身16歳
井上瑠夏です!
『4.14』
2年前の4月14日。私の地元熊本、また同じ九州の大分県で大きな地震が起こりました。
そのとき私自身が感じたことを書いたのでぜひよかったら最後まで読んでくださると嬉しいです。
21時26分。
私は受験生だったので
机の上で勉強してました。
すごい勢いで揺れました。
私は泣きながら、
家族全員で机の下に
隠れたのを覚えています。
でもこの一回の地震で
安心はできませんでした
寝静まった頃、また来ました
それはいつも目覚まし時計でも
起きない私が目覚めるほどで、
目の前にはお父さんがお兄ちゃんを
必死に起こしていました。
私はベッドの横に用意していた
へルメットを急いでかぶり、
犬を抱っこして、何がどうなっているのか
わからないまま急いで外にでました。
避難しようと階段を下りました
階段には壁に大きなヒビが入っていました
そして外に出てもまだ揺れていました
この瞬間、私は本当の地震の怖さを
知りました。
この世が終わってしまうって
ほんっとうに思いました
そのあと、
みんなで避難所にいきましたが
犬が2匹いたので私とお母さんは
車で1日を過ごし、お兄ちゃんと
お父さんは避難所で過ごしました。
地震は朝起きてもおさまりませんでした
10回以上も揺れていたみたいです。
自分が経験しないと本当の地震の怖さやその時の気持ちなんて分からない。でも経験して感じたものも沢山ありました。
「当たり前が当たり前じゃなくなる」
ということ
普段何気なく過ごしている日々、
自分が見てる景色が
一瞬の地震で、
見える景色をすべて変えました。
毎日やっているスーパーも、
朝早くから今まで見たことのない
行列をつくっていました。
いつも普通に飲んでる水だって
すごくすごく大切なんだって教えられました。
家族や友達と笑顔でお話しできること、
喧嘩できること、目と目を合わせて話しができること、どれだけ幸せなことなのか、教えられました。
何気ない1日。
それがいつ変わるかなんて、
誰にも分からんし想像もつきません。
だからこそ、毎日を何事もなく過ごせる
今をもっと大切に過ごしていかなきゃな
って思います*
私は地震を経験して、人の大切さだったり、感謝の気持ちだったり、自分自身の考えを改めることができました。
熊本は今、復興にむけて頑張っています。
るかは発信することしかできないし、無力かもしれません。でも人と助け合うことはみんなできます。辛いこと悲しいことがあったらみんなで励ましあって前に進んでいきたいです。
そして私が熊本との架け橋になりたいです!熊本に元気を与えられる存在になりたい!
SKE48のメンバーとしてできること、
ひとりの人間としてできることを
考えて、これからも自分にできることを
一生懸命していきます。
1日でもはやく、少しでもはやく一人でも多くの人が笑顔になれますように。
頑張るばい熊本!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました☆ミ
SKE48 井上瑠夏