kitagawa_yoshino

2018.11.15 23:36

舞台「刀使ノ巫女」に取組んだ日々のお話 No.383

http://img.ske48.co.jp/blog2/kitagawa_yoshino/154228899025853.jpg
昨日で舞台「刀使ノ巫女」が

終わりました。

初めてファンの皆様と勝ち取れたお仕事で

大好きな演技をさせて頂けるという事で

すごく楽しみでした♪






初めての台本読みの時は

私、台本読みがすごく苦手で

結構噛んでしまったり

イントネーションが違って

大迷惑状態でした(汗)

お稽古が始まってからも

他のキャストの皆様の実力を

間近で痛感して

レベルの高さに圧倒され

私も早く柳瀬舞衣ちゃんを掴まなきゃと

焦る日々が続いていました。




自分なりの舞衣ちゃんを掴めるまでは

舞衣ちゃんに成り切れない自分が嫌で

お稽古もすごく足を引っ張っていると感じて

お稽古が楽しいなぁ

と思えなかった時もあります。

ホテルに帰って

アニメを見て研究したり

舞衣ちゃんと向き合う日々が続きました。




演技以外にも殺陣、ダンス、歌と

沢山学ばせて頂くことがあり

次から次へと課題が出てきました。

殺陣はまず抜刀、納刀する事がすごく難しくて

空き時間があれば

ずっと抜刀、納刀の練習をしたり

残って練習していました。

殺陣は見せ方が大切だったので

決めの形や構え方は鏡を見て

綺麗な姿を研究したり

勢いも大切だったので

本当に戦っているのを頭で想像しながら

やっていました。







色んな課題がありましたが

舞衣ちゃんの役を掴むことができた時

すごく嬉しくて

お稽古も楽しくなりました。

ダンスや歌では

ピンスポットを浴びながら

パフォーマンスさせて頂けたり

ソロパートも頂けたり

素敵なシーンを頂けたので

SKE48の活動ではなかなか味わえない事も

今回経験させて頂けました。







本番が始まってからは

段々と自分の気持ちを大切に

台詞も気持ちを込めて言えるように

なってきて、さらに楽しいなぁと

思えたんです!!

ですが・・・それは失敗でした。

11月13日(火)の公演前に

赤澤ムック先生からダメ出しを頂きました。

「最近のよこにゃんの演技は

全てのシーンで自分が主人公になってる。

自分が言いやすいタイミングで

気持ちが入った時に台詞を飛ばしてるから

すごく間延びしている。

自分が気持ちを入れやすいタイミングと

お客様が気持ちよく観て頂けるタイミングは

違うから、大体、今日上手くできたなぁと

思う時は、お客様からすると

ダメだったなぁと思われる時だよ。

しかも、舞衣ちゃんは人のためにって言う

思いやりの心が強いから

演技する時は、相手が言いやすいように

台詞をかけてあげる方がいいね。」

と言って下さいました。





今まで、感情を大切にして演じた方が

お客様にも届くと思うし

感動して頂けるんじゃないかと思って

自分自身成長できていると

思っていたので、間違ったことを

していたと知った時はすごく悔しくて

どうしたらいいか分からなくて

本番まで時間も少なかったので

不安が一気に押し寄せてきました。

ダメ出し後

ムック先生がお稽古をして下さり

その時、ショックが大きすぎて

なかなか涙が止まらず

演技にも集中できませんでした。

ですが

ちゃんとした演技をお観せしたい!

という気持ちで

必死でお稽古に取り組みました。






13日の公演は、すごく怖かったですが

真木子さんや谷さんなど

他にもキャストの皆さんや

スタッフさんまでも

心配して励まして下さいました。

すごく温かくて

たくさん助けて頂きました。

嬉しかったなぁ☆??:・

13日の公演をやってみて

舞衣ちゃんとしての気持ちが物語の中で

繋がったのを感じれたんです!!!

ムック先生に言って頂けなかったら

この気持ちは味わえなかったですし

演技をする上で大切なことを

学ばせて頂けたので

ムック先生には

本当に心から感謝しています。

ムック先生

ありがとうござます☆??:・




大切なことに気づけたのが

遅かったのが、今回の悔いですが

こうして演技としての新たな課題もでき

もっと、演技上手になりたいなぁと

思えました。







約1ヶ月間、沢山の事を学ばせて頂け

充実した幸せな時間を下さったファンの皆様

本当に本当に

ありがとうござました。

今回、舞台で学ばさせて頂いたことを

これからのSKE48の活動に生かして

頑張っていきます!!!






よこにゃんでした♪


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