ラストJKな、はやかです。
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そろそろ梅雨ですね!!
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あと少しで学業から一旦解放される、五十嵐早香です。
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明日は課題のオンライン発表会をして高校が終わりになります。
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もうすぐ制服を着ると「コスプレ」という扱いになってしまうのがなんだか悲しいですね。
まぁ、ちゃんと卒業できるかはまだ28日か29日になるまで分からないんですけど。
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祈りましょう。
私の成果に。
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そうそう!
それとですね、明後日の5/23のWEBラジオで私のものも配信して頂けるという事なので、ぜひぜひ聴いて頂けたら嬉しいです。
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はい、そして今回のブログはと言いますと....
珍しくちょっとだけ真面目に課題に追われていますので、簡単なものにさせて頂きました。
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要するにサボりです。
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しかも予定があることを忘れていたので、すごく久しぶりに当日書きではありません。
更新日前日の夜、5/20の21:30に書いております。
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いつもの更新日ギリギリに書くフレッシュなものをお届けできないのは悲しいです。
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はい、そしていきなりですが、私がたしか14歳の時に起きた厨二病を更に真っ赤に熟させたある日のことを書かせて頂きました。
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というよりも、その時は自分が思っていたよりもストレスを感じていたみたいで、今思うと常にヤバかったのですがその中でも特に上物のものを今回ご紹介させていただきます。
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朝、目を覚ます。
スクールバスが来る20分前に起き、学校に行く支度をした。
支度と言っても教科は毎日一緒なので鞄には触れない。
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トイレに行き、顔を洗い、歯を磨いて10分経過。
ベッドに座りながらダラダラと制服を着てネクタイを締め5分経過。
耳の真横にツインテールを結んでピンクのシュシュをつけ10分経過。
外の階段を猛ダッシュで上がってバスに乗る。
そしていつもの仲のいいクラスメイトと話して学校に着く。
そんな平凡極まりない日々が2年ぐらいかは続いている。
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あることを除いて。
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季節も変わらない町に住んでいて暇すぎてきっと頭が狂ったのだろうか。
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最近変なものが見える。
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大したものでは無い。
ただ、
「あれ、今ソファーの横から何か見えた?」
ぐらいの事だ。
はっきり何かオカルト的なものが見えるとかではない。なので特に気にせず誰にも言わずに過ごしていた。
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そんな事よりいつ私の学園ストーリーは始まるのだろうか。
地味な私が超絶可愛い美少女主人公になる日が待ち遠しい。
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憂鬱な午前の授業が終わり、お昼ご飯をいつものメンバーと食べる。
そしてこの学校の七不思議のような怪談話で盛り上がる。
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少し不謹慎だが、この学校での怪談話が盛り上がるのは分からなくもない。
山道にポツンと建つこの学校の場所は、かつて戦争で日本軍と米軍が色々あった時に使われた場所とされていて、しかもこの道沿いには新たな建築物を建てるのは禁止されている。
なので周りには全く建物がない、町で唯一カラスを見ることができる場所だ。
この道は町でも沢山の怪談話が知られている。
実際、この学校はその時アメリカ人の為の病棟だったみたいだ。
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昼休みが終わり、授業が始まる。
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自分の席は運がいい事に、壁側の1番奥。
これが窓側であればより更に良かったが、サボりがちの主人公の特等席としては十分だ。
だが、現実はそう甘くもない。
クラスの中には10人の生徒と1人の教師。
サボれるわけもないし、この少人数で学園ストーリーなんかが始まるわけもない。
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午後の授業中、今日の空が変な色だと気づく。
ただ、時間が15:00あたりなのでそのせいだろう。
なんとも言えない空の雰囲気が気になり外を眺めていると。
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「え、うさぎ...?!」
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茶色いうさぎがすごいスピードで駆けて行った。
丁度2メートルぐらいある窓の端から端を横切ったのだ。
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おかしい。
いくら山の中でもありえるはずがない。
この学校では動物を飼育することもなかったが、根本的におかしい。
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このクラスは3階なのだ。
そしてそのうさぎは空中を走っていたのだ。
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アリスにでもなったのかといつもなら舞い上がるが、本当に見えてしまったのでそんな余裕もなく焦る。
授業は平然と続いているが、信じられずに数分間窓を睨みつけてたが何も起こらなかった。
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諦めて前のホワイトボードを見た瞬間、更に奇妙なものが窓の端から出るのを見た。
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体が恐らく毛で覆われている、顔だけ人間のおじさんでうさぎの耳を生やしたものが、窓の下からうさぎのような両手をつけて一瞬覗いて下に戻っていったのだ。
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その時は「気持ち悪い!」の一言も出なかった。
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唖然としてしまった。
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授業が終わり、心配になりベランダに出て見てみるが、勿論そんなものはもう見えなかった。
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こんなはっきり変なものを見たのは初めてで、友達に話したら冗談で終わりにされてしまった。
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その次の日も、またその次の日も窓を眺めていたがうさぎが現れることは一切無くなった。
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....かなりヤバいやつですよね。
これ、全て本当なのが怖いんです。
安心してください、今はもうこんなことはありません。
後になり自覚したのですが、私は疲れている時に幻覚の様なものを見やすいみたいです。
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こんなにはっきり見たのは最初で最後なのですが、似たような話はまだまだ隠し持ってます。
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こういったものを見やすくて、厨二病になったのか。
はたまた厨二病だから見ていたのか。
真実は謎に包まれています。
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厨二病って楽しいですね。
大人になるにつれ妄想することが無くなり、固定概念で作られた現実しか見えなくなるのが寂しいですね。
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幻覚は別ですが、一日だけ僕は本当は無敵のドラゴンを操る最強のドラゴンマスターなんだとか思い込んでみませんか?
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昔の頃持っていた根拠のない自信がまた湧いてくるかもしれませんよ?
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以上、五十嵐早香のブログでした。
ありがとうございました。
また次回もぜひよろしくお願い致します。