2020.09.21 17:38
オム…ライス…!? #かとゆいにっき 36
〜お知らせ〜
久々に質問コーナーをやりたくなったので、
#みてるよかとゆい
で募集させてください!
ふざけた質問から真面目な質問から妄想劇のリクエスト…おっと、なんでも大募集〜!是非是非よろしくお願いします。お待ちしております!
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やっほ〜みんな見てる!?わたし、10期生の加藤結!写真は、オムライスとなるべきだったもの!
料理が嫌いです。心の底から嫌いなんです。まずキッチンに立つことへの心理的ハードルが高すぎる。世の中のご飯を作る全ての人に感謝しつつ、わたしは今日もなんとか料理という行為を避け一日を凌ごうとしています。
そんなある日、食材を調達しよう、キッチンに立とう、そう決心できた原動力、それは誠実な愛。
オムライスへの。
お母さんの作るふわふわとろとろ、オムライス。
"お母さ〜んオムライスつくってぇ〜!"
いくら地団駄を踏めど、この部屋にはわたし1人。そうだ、わたし、一人暮らしなんだった。お母さんは遠く離れた土地で、精一杯頑張ってる…。
よし、わたし、1人でもオムライス作るんだから。作って食べちゃうんだから!
玉ねぎを刻み、ウインナーも切って、ご飯と炒めてケチャップを混ぜてってところまで順調だったんですね。信じてください、ちょっとだけ焦げたくらいです。
事件はふわとろ卵を作ろうとしている際に起こりました。
ふわとろを追い求めすぎて、いやまだ火全然通ってなくない?ってところでご飯にかけようとしちゃったんですね。
綺麗に被さってくれるわけがないんですね。
"うわー!うわー!うわー!"
叫べど崩れ落ちようと、わたしは一人暮らしなのです。失敗したオムライスも1人で片付けなければならない運命なのです。
結果から言うと、味は美味しかったです。
ただ、このケチャップの落書き、なんて書いてあると思いますか?
"萌え"です。
何が萌えだよ。何も萌えんわ。
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〜かとゆい読書感想文 第1話〜
最近湊かなえさんの"カケラ"を読みました!
↓なんとなくのあらすじ↓
美容クリニックに勤める医師の久乃が、故郷の同級生・横網八重子の娘が大量のドーナツに囲まれて自ら命を絶ったことを知り、同郷の人達の話から、少女の死の真相に迫る、といったお話。
インタビューのような形式で進んでいくお話でした。主人公の久乃の言葉が直接出てくるのは最初と最後?くらいだったかな、ってくらいでした、基本は久乃と話している同郷の人達の言葉だけで進んでいく本です。
久乃の後輩、幼なじみ、亡くなった少女の母親、担任だった教師など、色んな視点からどんどん核心に近付いていく感じ、めちゃめちゃわくわくしました。一つ一つのピースがちょっとずつハマっていく感じ。
様々な人の、様々な考え方、解釈が全面に出てくるのですごく興味深かったです。担任だった教師は最後まであんまり好きになれなかったんですけど、この人にもこの人なりの考えがあるんだなあ、と。
心の幸せってそれぞれで本人にしか見えなくって、それに他人が干渉したり踏み込んだりするのってすごく苦しめたり妨げたりすることなんだなって思います。
語り手が変わる度に事件について、全く違う印象を受けるので、最後まで翻弄されまくりましたが、結末は、
おっと、結末については是非読んで確かめてみてください。
#みてるよかとゆい