2020.10.12 23:31
概念に囚われてしまった、早香です。
秋 小さい頃の思い出
ただいま22:00を過ぎました!!
またもやピンチの五十嵐早香です。
なんと、来週10月18日の青春ガールズ公演に五十嵐早香も出演することになりました!!
...7月ぶりです。踊ってみたら全く覚えていなかったりしたのでかなりショックでした。
という事でですね、今回はてぬ...簡単なブログにさせて頂きました。本当に申し訳ないです。
取り敢えず昔話をさせて頂きますが、食事中の方には少々不快な思いをさせてしまうかもしれないので、もし気になれば食べ終わってからぜひ読んでみてください。それでも不快になると思いますが。
秋で思い出してしまったんですよね。4歳ぐらいの時のことです。寒くなってきた季節でよく鼻水が垂れてくるようになりました。保育園のみんなでお散歩中だった私は垂れてきた鼻水を隠すために必死で鼻の中に吸い込んで収めていたんですよ。
でもキャパオーバーしてしまったので、取り敢えず木陰に隠れてどうすればいいのか考えました。先生に呼び出される前に対策を練らなくてはいけなかったので、必死で考えました。生涯「鼻水野郎」と呼ばれて虐められるのだけは避けたかったのです。
辺りを見回した当時4歳の五十嵐早香の目に止まった落ち葉でした。地面には土が見えないほどビッシリ落ち葉が敷き詰められていました。
これだと思いました。これしかねぇ、と。
無限にある落ち葉を何枚も使って鼻をかみ、何事も無かったかのようにみんなのところに戻りました。
奇妙な話ですが、その時の私は鼻をかむのが大嫌いで、初めて自分で鼻をかむことができました。折りたたむとパリッパリに割れましたが、その時はすごくスッキリして気持ちよかったのを覚えています。
これなら一生鼻をかむのに困ることは無いと考え、その後は常習犯になりました。ティッシュと違って自然の物なので、かんだらその辺に捨てることもできてとても便利でした。ですがあ時気づいたのです。
「これ...ちょっと痛いかもしれない。」
そして目がいったのは緑色の葉っぱでした。これでも同じように鼻はかめるのかと気になったのでかんでみました。とても柔らかくて感動しました。ですが無機質な落ち葉と違い、自然の香りだったり水分等があり気持ち悪くて結局落ち葉に戻りました。
そしてそんな私の日常習慣を大きく変える出来事が起りました。保育園の先生に見つかってしまったのです。驚いた先生はすぐに私にティッシュを渡してきました。とても柔らかく、鼻にフィットする感覚が不思議でした。「こういう手があったか」と感心しました。そういえばお母さんにはこのティッシュを鼻に当てられてたなと思い出しました。
こうして私の落ち葉活動は終わりを迎えてしまったのですが、今思い返すと親も知らない私の初めての自立だったのではないかと思います。
自分で考え、辺りにある物、状況、全てを理解し、分析し、自分の悩みを自分で解決する。当たり前のようでいくつ歳を重ねても難しい事をこの歳で学んだのは、今考えるとすごい事だと思います。概念に囚われずにアイデアを出せるのは子供の1番のすごさですよね。
なんとなく綺麗にまとめようとしましたが、要するに概念に囚われアイデアがでなかったので子供の時の自分を使いました。たまには葉っぱで鼻でもかんで、頭をやわらかくした方がいいかもしれません。
五十嵐早香のブログでした。