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大人になってから叱られること

高村紗弥

2023.10.17

こんにちは!高村紗弥です。


みなさんの中には既に大人の方も多いと思いますが、大人になってから叱られることや自分から勉強しようと思ったことはありますか?私は今大学1年生で、学生でありながら12期研究生として学ばせて頂いて、思うことがあるので今日はそれを見て頂けると嬉しいです。


私は中学1年生のときに、その日に授業で教わったことを帰ってから勉強する習慣があまりなくて、周りの子も予習復習を徹底的にやっている子は少なかったのもあったのですが、そんな時当時の担任の先生から、今のうちに予習復習をする習慣を身につけておかないとこれから後悔するよ、習慣は身につけるまでは大変だけど、身についた習慣は絶対に自分を助けるから予習復習の習慣は身につけておきましょうとたくさん言われて、その時は毎日予習復習することが辛い時もありましたし、習慣になるまでは忘れそうになってしまったりしたこともあったのですが、そのうち予習復習をしないと落ち着かないくらい生活のルーティーンになっていました。

その先生の仰った通り勉強をする習慣はすごく役に立って、普段から勉強しているとテスト前に焦ることも少なく、高校生になってもっと勉強が難しくなっても予習を毎回やっていれば授業にどうしてもついていけないということもなくなりました。勉強する習慣は大人になっても役立つと思いますし、習慣になるまでは辛い時もありましたが、当時の先生には本当に感謝しています。


また、これは中学3年生のお話ですが別の先生が授業中に、今は授業中に寝ていたり宿題を忘れたら先生から怒られるし、怒られることが嫌かもしれないけど高校生になったら全部自己責任になるから授業中に寝ていても宿題を忘れても怒られることが少なくなります。でも怒られないことは実はすごく怖いことで、間違ってしまった時に怒られて成長する機会を与えられることは素敵なことなんだよと仰っていて、私もそれを高校生になって実感することになりました。

大学生になってからは更に実感していて、履修登録を忘れてもテストの日に来なくても怒られないけど、その代わり全て自己責任で単位を失って辛い思いをするのは本人だと思い、全く助けて頂けないこともないですが、基本的にはこれからは自己責任で生きていかなければならないと分かって親や学校の先生に叱られていたことはすごく価値のあることだったんだと分かりました。



大人になってからも叱られることはあると思いますが、おそらくお客様にご迷惑がかかるからとか、一緒に働いている人に迷惑がかかるから怒られることがほとんどなのではないかなと、私は社会人の経験はないですがドラマなどを見て思いました。よく叱られるは本人のために、怒られるは本人以外のために注意する時に使う言葉だと聞きますが、だから社会人になってからは尚更自分のために叱ってくれる存在は貴重になってきて、今度は逆に自分が誰かのために叱ってあげることもあるかもしれません。

私はまだ叱ってあげられる立場にはいないですが、自分のために叱ってくれる存在が少なくなるのは寂しいけど私は今まで叱って頂いて教えられたことに今すごく感謝しているので、いつかは自分も誰かのために叱ってあげられる人間になりたいと思いました。